2018/10/01

「修士課程の学生」は英語で master's student なのか、それとも masters student なのか

学部生は Undergraduate student で、これはわかりやすい。卒業すると大学院生になり、これは Graduate student と言われる。修士課程と博士課程を両方含む。

博士課程は Ph. D. student または Ph. D. candidate だ。ピリオドやスペースの有無については つける? つけない? PhDと書く場合のピリオドとスペース のページでまとめた。たぶん PhD とピリオドもスペースもなしでいい。

修士課程の場合は、たぶん Master's student が正解。たとえば このページ では、Master's degree と取ろうとしている学生なので、アポストロフィーありが正解と書かれている。

特定の修士の学位について記述する場合には M は大文字、一般的な修士課程なら m と小文字にするそうだ。もっと情報を集める必要があるけど、とりあえず多くの大学の公式ページでは Master's degree となっているので、基本的にはアポストロフィーありが正解と覚えておくと良いだろう。

だらだら文章で書いてしまったけど、そのうち表にして整理した方がいいな。
2018/09/14

「職に応募する」のは apply for か apply to か

題名の通り。かなりニュアンスが難しい問題で、apply to も apply for も間違いではないようだ。

https://www.dailywritingtips.com/apply-to-apply-for-and-apply-with/

このページには、次のような説明がある。

apply to
This is the idiom to use when you are putting yourself forward as a candidate for something such as a course of study, or a job. You apply to graduate school. You apply to a company for employment. You apply to a bank’s loan department for a loan.

大学院、職業、就職などに応募するときは apply to を使う。「自分自身をそっちのほう(to)へ持っていく」ようなイメージらしい。


apply for
This is the expression to use if your intention is to obtain something. You apply for scholarship money. You apply for admission. You apply for a job.

一方で、apply for は自分をもっていくのではなく、「何かを自分の方に持ってくる」というニュアンスらしい。この意味で、apply for scholarship money はわかりやすい。scholarship だけなら to かもしれないが、money とつくと「持っていく」よりも「持ってくる」の方がしっくりくる。

admission はここでは「入学許可」などの意味なので、許可証を自分の方へ持ってくると考えれば納得できる。しかし、ここで apply for a job という例文が出ているのが悩ましい。

Google でのヒット件数は、"apply to jobs" で 46,800,000 件、"apply for jobs" で 27,900,000 件。つまり to の方がやや多いが、どちらもよく使われる言い回しであると言える。とりあえず、どっちでも使えるというのがこの記事の結論になりそうだが、もうちょっと調べてアップデートしたい。


このほか、ニュアンスはかなり違うけれど apply with という表現もある。

apply with
The word with in this idiom implies agency, the means “by which” you apply. You can apply with the click of a mouse. You can apply with a printed application. You can apply with a program like Compass, or a service like Monster.

これは「〜を使ってアプライする」ということのようで、イディオムと言っていいのかどうかも微妙な気がする。上の 2 つに比べると、はるかに納得しやすいだろう。

2018/03/11

英語: 全てをぶち壊しにする "deal-breaker"

メールのやり取りで、アメリカ人が使っていた表現。deal は「取引」なので、「取引をぶち壊しにするもの」というのが直訳。

以下のような使用例がある。

  • グラントの申請について相談していて、募集要項に自分の状況が微妙にマッチしない状況。"... is not a deal-breaker, but I understand your concern" という表現でメールが送られてきた。
  • 恋愛関係でもよく使われる言葉らしい。絶対に耐えられないもの、浮気とかギャンブルとかタバコとか。
  • ビジネスでも、もちろん本来の語義に近い意味で使用可能。


2018/02/03

英文メールで失礼な書き間違い(typo)をしてしまったときのやりとり

役に立ちそうな表現がたくさんあったのでメモ。

進めているプロジェクトに関して来週にミーティングがあり、関係しそうなメンバー数人(私を含む)にメールが届いた。今回、私はただのメンバーだが、ミーティングを企画する場合に使える英語表現は、スケジュール調整のメールのページにまとまっている。



主催者 Tom は、みんなの予定を聞いて、できるだけ多くの人が参加できる日にミーティング開催を決定。しかし、Mark がその日は参加できず、他の人から「Mark がいた方がいい」と指摘される。

そこで re-schedule のメールを送ってきたが、そのときに

  • It was not a good idea to have the meeting with Mark.  I would like to reschedule the meeting on Monday, when Mark is available.

という文章が。

Mark なしのミーティングが良くないので、with の部分は without であるべき。後半部分からこれがタイポであることは容易にわかるけど、Mark に対して失礼な感があることは否めない。

このときの Tom の follow up mail が

  • To my embarrassment, I meant "without Mark" in my previous email.

To my embarrassment は「お恥ずかしいことに」などの意味のようで、日本語でこのフレーズを解説しているページはあまり見当たらない。

さらに Mark からの返信。

  • No offense taken. I have done that myself : )

No offense taken は、直訳すると「その攻撃は受けとってません」で、今回のようなミステイクに対する返事として使われるフレーズ。


I have done that myself は「私もそれをしたことがある」。

ちなみに Mark はネイティブ。Tom は違う。どっちもアメリカ人っぽい名前だけど、もちろんプライバシー保護のため名前は適当。

なかなかカジュアルで、普段あまり使わない英語でのやりとりなので、新鮮だった。


2017/10/31

"You guys" は失礼?

目上の人に向かって言ってもいいか、という問題。英語の掲示板をみつけたのでまとめておく。


質問者は、Thank you guys という言い方が失礼にあたるかどうかを聞いている。ウェブ掲示板に書き込むときの場合の質問だが、回答は会話に関するもののように思える。

数人の回答をまとめると、「informal ではあるが失礼 rude ではない」という程度のようだ。英語では colloquial(口語的な)という表現がもっともしっくり来る模様。具体的な使用例としては、

  • friends, people you know well, and younger people に対して使うのは不自然でも失礼でもない。
  • 知らない人に対して使うのは、ちょっとはばかられる。特に年上の人の場合。
  • レストランのウエイターが顧客に対して使ったら、失礼に思う。
  • guy は「男性」のニュアンス。女性がいるときは不適当かもという意見も。


日常会話というのはニュアンスの問題なので、明確にルールを決めるのは難しい。日本語の会話表現について考えてみればわかるが、こういう感じで、どのシチュエーションでは自然、どの場合では不自然、という風に理解していくのが一番良いと思っている。